ファイルメーカー・iPad活用事例:自動車整備・バイク整備|整備記録、点検記録・顧客管理|
ファイルメーカー活用事例:自動車整備・バイク整備業
本日は、自動車整備・バイク整備業を営むの社長さんからファイルメーカー研修の依頼があり、名古屋に来ています。従業員・スタッフ数は40名で、名古屋だけでなく、大阪、横浜にも拠点を持ち、事業を拡大しています。
こちらの会社が事業を発展させる勝因の一つに独自のデータベース管理があります。イエローハットやオートバックスなど大手チェーンでは、整備記録や点検記録のデータベース管理は当たり前になっています。しかし、中小の整備工場ではまだまだ情報の電子は進んでいません。
そこでこちらの会社では、次のような取り組みをすることで、大手チェーンにも対抗できる競争力を付けています。
- 車検の際に過去の修理・点検記録をiPadで説明
- 整備箇所・交換部品を写真撮影し分かりやすく説明
- お客様ごと、車両ごとに整備点検カルテを記録し、次回点検時期をお知らせ
- 次回点検時期の前にお礼状、挨拶状の自動印刷・発行
- 独自のポイント制度を設け、お客様を囲い込み
自動車・二輪車の整備は、医療に似ています。本来であれば、人の定期健診と同じように車両の定期点検結果は、データベースとして電子化しておくべきですが、中小の整備工場では紙ベースでの記録していることが大半です。
しかし、紙ベースでの記録では、お客様の立場になった場合、自分の命を預けている車やバイクがどのように整備されたのかが非常に分かり難いです。また、車検や整備に掛かった料金も不明瞭になりやすくという問題点もあります。
医者が患者にどのような治療を行うのか、分かりやすく説明するように、自動車整備、バイク整備の業界でも、お客様に整備の結果を分かりやすく説明する必要があります。この点に着目し、今回お伺いした会社では、ファイルメーカーとiPadを使った整備結果を徹底し、顧客満足度を高めています。
また、顧客管理や車両管理をデータベース化することで、次回の車検や定期点検時期を確実に行えるアフターフォローの仕組みも築いています。自動車・バイク整備の業界は、大手チェーンの攻勢と、若者の車両離れが加速し、経営環境が非常に厳しくなっています。このような時こそ、顧客を囲い込むデータベース管理の手法が大切になってきます。
GENBA-ISMでは、パソコンの操作が苦手という方にも分かりやすく、ファイルメーカーの使い方をお伝えしています。この機会にファイルメーカーを学びたいという方は、お気軽にご相談ください。