ファイルメーカー活用事例:歯科医院領収書
ファイルメーカー活用事例:歯科医院領収書
今日はファイルメーカーのWEB講義です。クライアントは以前にお世話になった岩手県にある歯医者さんです。
私は以前、1年前にこの岩手を歯科医院を訪問しました。当時は震災から約1年だったが、未だ海岸には瓦礫が山積みで、海岸線を走る電車も止まったままでした。
津波で大きく削られた山を見て、津波の怖さを感じました。
クライアントである歯医者さんも、震災で被害を受けられ家や診療所の中は滅茶苦茶になったそうです。それでも少しづつ、元の生活を取り戻そうとされていました。
当時、受けたご要望はファイルメーカーによる歯科医院用の自費診療に対応した領収書発行システムです。歯科業界では、患者さんに治療内容を明示した領収書を発行する義務があります。
法改正がなされたのは、大分以前ことですが『パッケージのレセプトソフトでは、患者さんにとって分かりやすい領収書を発行できないため、システムを自作したい』とのご依頼でした。
また、レセプトでは対応していない自費治療や歯ブラシなどの物販販売も独自で管理したいとのご要望でした。
ファイルメーカー自体は、初心者のレベルでしたが少しづつファイルメーカーを理解し、独自の領収書発行システムを作られていました。
未だ、本格運用に移るには課題があるようですが、東北の復興と同じく、一歩一歩、着実に課題を克服していただければと願います。
なお、本件とは別で当方が開発した歯科医院向けの電子問診システムを下記のホームページで公開しています。ご興味がある方は、こちらも合わせてご参照ください。