リレーション|リレーションシップの罠
2013.05.02
カテゴリ:リレーション
リレーション|リレーションシップの罠
ファイルメーカーのリレーションシップを使っていて「データが巧く表示されない」「関連データが削除された」など、の現象に嵌ったことはありませんか?ファイルメーカーのリレーションに関して、陥りやすい間違いをご紹介します。
照合キーのフィールドタイプが違う
基本的には照合キーのフィールドタイプは、合わせておきましょう。例えば、「0」から始まる文字列の場合、テキストフィールドと数字フィールドでは、データの扱いが異なります。
親レコードを消したら予想外の関連レコードが消えた
リレーションの機能一つに親レコードを削除したら、関連するレコードを削除する機能があります。「カスケード削除」とも呼ばれます。関連レコードのデータを一括削除するための機能ですが、多対多のリレーションに「カスケード」削除を使っていると予想外の関連レコードが消えることもあります。リレーションシップグラフ内で設定できる「カスケード削除」は、注意して使用する必要があります。
スクリプト実行中のポータルのデータ削除
スクリプトの実行過程でポータルから関連レコードを削除すると対象レコードがなくなり、予期せぬ動作が生じる可能性があります。スクリプト内でポータルからレコードを削除したときは、対象レコードの有無を配慮してスクリプトを設計する必要があります。