③ 受講前のお困りごと
建設・土木工事では1件の工期が数ヶ月に及ぶことがあり、受注金額に対する出来高をタイムリーに把握できていないと、完工後に赤字になるリスクがありました。従来は紙や手書きの帳票で工事記録を管理しており、工事写真・材料費・人工・経費のデータが現場と事務所で分断されていました。 iPadの登場でデジカメ・図面・黒板などを1台に統合できるようになりましたが、現場でiPadに入力したデータを帰社後に事務所のシステムと同期させる実装方法がわからず、開発が止まっていました。 また、工事現場は山中など電波の届きにくい場所になることもあり、リアルタイムのサーバー接続ではなくオフラインでの記録と後からの同期が必要でした。
④ 受講したコース・支援内容
オンラインによるスポット相談として、大阪の建設業者の工番管理システム構築を支援しました。すでに開発中のシステムの課題を整理し、技術的な問題点の解決方法をアドバイスしました。 指導した主な内容:工事案件ごとの作業履歴の記録機能の実装、作業開始前・終了時の工事写真記録機能の追加、工事案件ごとの原価・出来高・人工の集計ロジック、オフラインでのiPadへのデータ記録と帰社後の同期の実装方法(オブジェクトフィールドを含むデータ同期の設計)。
⑤ 受講感想・導入後のメリット
「データ同期の部分はどうしても自分では解決できなかったのですが、相談してすっきりと解決できました。写真データを含む同期の実装方法は、専門家に聞かないと分からない部分でした。」 iPadを使った建設現場の情報化が進む中、工事原価をリアルタイムで把握できる仕組みを自社で開発・運用できる体制が整いました。スポット相談という形で必要な技術課題だけをピンポイントで解決できたことが評価されています。
成果まとめ
- ✓工事写真・材料費・人工・経費の現場入力をiPadで実現
- ✓工事案件ごとの出来高・原価をリアルタイムで把握できる仕組みを構築
- ✓オフライン記録と帰社後データ同期の実装方法を習得
- ✓工事完工後の赤字リスクを早期把握できる管理体制を整備
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