③ 受講前のお困りごと
農業・畜産業では、長年、個々の農家が自らの経験やノウハウをもとに経営判断をしてきました。しかし経験と勘に頼る経営では、次の世代に技術やノウハウを伝承するのが難しく、後継者不足の問題とも深刻に絡み合っていました。 家畜の個体管理・会計管理など数値データに基づく経営への転換を目指す若手農業者が増えてきていましたが、農業・畜産業は育てる作物や家畜によって管理すべき項目が異なり、市販のパッケージソフトでは業種・規模に合ったシステムが見つかりにくい状況でした。 フィールドワークでの使用に適したiPadを活用し、現場でデータを入力・確認できるオリジナルの農業管理システムを作りたいというご要望でした。
④ 受講したコース・支援内容
北海道にて農業・畜産業者を対象とした団体研修として出張講座を実施しました。農業経営の現場に即したシステム構築の考え方と、iPadを活用した現場での活用方法を伝授しました。 研修で対応した主な内容:家畜の個体管理システムの設計(品種・血統・健康記録・出荷記録など)、農業会計・収支管理のデータベース化、iPadを使った農場・畜舎でのデータ入力の実装方法、複数農家での情報共有の仕組み、農業経営の見える化に向けたグラフ・分析機能の活用。
⑤ 受講感想・導入後のメリット
「毎年の収支や家畜の個体記録がデータとして蓄積されるようになってから、どの取り組みが効果的だったかを数字で振り返れるようになりました。次の世代に引き継ぐ際にも、データがあれば安心です。」 FileMakerの柔軟性を活かして各農家・畜産業の業務フローに合わせたシステムを自作できる知識を習得。「経験と勘の農業」から「データに基づく農業経営」への転換をサポートしました。
成果まとめ
- ✓家畜の個体管理をデータベース化し経験・勘への依存を低減
- ✓農業会計・収支管理の電子化で経営の見える化を実現
- ✓iPadを使った農場・畜舎での現場データ入力を実装
- ✓経営ノウハウのデータ化で後継者への技術継承を容易に
#出張講座#農業#畜産業#個体管理#農業経営#北海道
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