関数|Get(UUID)
2013.05.01
カテゴリ:関数
関数|Get(UUID)
ファイルメーカーPro12で新しくできた関数にGet(UUID)があります。
この関数は、主にiPadなどで外出先にデータベースファイルを持ち出した際に、独自のファイルでユニークなキーフィールドを作成するために用いられます。
利用時の注意点としては、下記の点があげられます。
- 計算フィールドではなく、入力値の自動入力オフションで利用すること。
- ファイルサイズが極端に大きくならないか注意すること
一般にファイルメーカーユーザーの方は、入力値の自動入力オプションで「シリアル番号」を使いユニークなプライマリキーを作ることが多いと思います。しかし、この方法だと、元ファイルと持ち出したファイルで同じ照合キーが作成されてしまい、データを結合させたときデータの整合性が保てません。
Get(UUID)は、16バイトの英数字でIDを形成するため、複数のユーザーが外出先でIDを形成してもユニークな値が保てます。ファイルメーカーGoなどでファイルを持ち出すこちが多くなった、利用環境に対応するために新たに作られた関数といってよいでしょう。