ファイルメーカーリレーションシップ使い方
2013.05.03
カテゴリ:リレーション
リレーション|リレーショングラフの繋ぎ方
ファイルメーカーのリレーションの繋ぎ方、皆さんはどうされていますか?
ファイルメーカーのリレーションの繋ぎ方には、大きく分けて、『スパイラルモデル』と『アンカーブイモデル』という2通りの手法があります。
スパイラルモデル
ファイルメーカーユーザー、特に初心者の方は、この手法でリレーションを使われていると思います。この手法の利点は、直感的にリレーションを繋いでいける点です。しかし、リレーションが複雑になればなるほど、リレーショングラフが分かり難くなります。スパイラルモデルのという名前の通り、リレーションの線が蜘蛛の巣状に広がり、どのリレーションがどんな役割を果たしていたのか分かり難くなります。データベースの機能追加やメンテナンスも大変です。
ファイルメーカーのリレーションが複雑化して分かり難い方は、次に紹介する『アンカーブイモデル』を使うとよいでしょう。
アンカーブイモデル
アンカーブイモデルで描かれたリレーションの一例を示します。リレーショングラフが整理されて分かりやすいですね。アンカーブイモデルを使えば、リレーションを使った機能追加も簡単でデータベースのメンテナンスの効率も大幅にアップします。
アンカーブイモデルを使うポイント
- レイアウト基準、または機能別にテーブルオカレンスグルーブを分割する
- 基準となるレイアウトのテーブルオカレンスを一番左に置き、リレーションを繋ぐ
- テーブルオカレンスの命名規則を定める